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8月8日開催 瀬戸校U12コース トレーニングレポート

みなさんこんにちは!
さやコーチです!




今回は8/8 金曜日に行われた瀬戸校U12コースのトレーニングレポートを書いていきます!




テーマは ブロッキング でした。

ブロッキングとは、相手選手と距離が近い時、主に1対1の状況の時に身体で壁をつくりブロックする技術のことです。

ブロッキングには様々な種類がありますが、今回はスタンディングブロックにフォーカスしてトレーニングを行いました!


まずブロッキングの技術の前に
相手選手と距離が近い時はいつもの構えの姿勢ではいけません。

相手との距離が近いということは、上のシュートの可能性が低くなります。
そのため、足幅はパワーポジションのまま、股関節を折りたたむように少し腰をひきます。
上半身はそのまま被せるようにして、手は膝の前にまっすぐ伸ばします。


相手と距離が近い時の基本姿勢の完成です!


この時に後ろ重心になって上半身が反っていたり、手が膝の後ろになっていてはシュートが飛んできた時に触れたとしても後ろに逃してしまいます。
距離が近いので、恐怖心はあると思いますが怖がらずに前でボールを触りに行くことを意識しましょう!

次に、ブロッキングのポイントを説明していきます!

ブロッキングは、できるだけ自分の身体を大きく使ってブロックすることが鉄則です。

スタンディングブロックの基本姿勢は、
先ほど説明した相手との距離が近い時の構えから、どちらか片方の膝を曲げて下ろします。
曲げた方の足のかかとを立て、逆足のつま先は外に開きます。
両手は自分の身体より前で、上半身は被せるように少し前重心にします。


これがスタンディングブロックの基本姿勢になります!


できるだけ自分の身体を大きくみせて、少しでもボールが当たる面積を広くすることがポイントです!




では、実際にどういうシーンでスタンディングブロックを使うのか。
距離が近い1対1の状況で相手の足元からボールが離れた一瞬のすきを狙いましょう。




足元からボールが離れて相手がシュートモーションに入った時、できるだけ間合いをつめてブロックしにいきましょう!
その時に足幅が広すぎたり、脇が開いていたりするとボールが抜けてしまうので正しい姿勢のままブロックすることが大事です。





そして上半身を反ってしまったり、捻ってしまったりしている生徒が多かったのですが、それでは守れる範囲が狭くなってしまうので上半身は逃げずに相手に身体の向きを正対させましょう!


ここで、注意なのがボールが相手の足元にある時は我慢することです。
なんでもかんでも前に出てブロッキングすればいいわけではありません。
まずはシュートに対してしっかり構えること、そこから相手の動きを見た上で正しいプレーを選択できるようにしましょう!



ブロッキングの技術を活用できれば、1対1を止める確率がぐんと高くなります!
1対1の絶体絶命の時、チームを救えるのはキーパーのみです。
恐怖心は捨て、相手にブロックしに行けるようにしましょう!!