こんにちは!
さやコーチです!
今回は9月17日に開催された名古屋本校U12コースのトレーニングレポートを書いていきます!
テーマは「低いシュートの対応」
シュート対応と聞くとローリングダウンやダイビングが1番に出てくると思いますが、今回のトレーニングでは、基本姿勢となるかまえの仕方を主にやりました。
かまえの姿勢は、キーパーの動きが始まる原点になるのでとても大切な技術になります。
ですが慣れてくると変なクセがついてしまって、長くキーパーをやっている選手でも正しい姿勢をとれていないことが意外と多いです。
なので一度みんなでおさらいをしましょう!
まずは足の幅。
足の幅は、肩幅より少し広めを意識しましょう。
足の幅が狭いと、体に力が入りづらく瞬時に反応することが出来ません。
股関節を折りたたむように曲げる。
今回の1番大事なポイントはこの股関節。
股関節の辺りに手を当てて、その手を挟むように曲げていくと分かりやすいです!
※この時に膝がつま先より前に出ないようにする。
この股関節を曲げた状態をしっかりとキープする、かためることを『ドロップ』といいます。
ドロップをすることで、次の動きへのスピードがはやくなります!
このドロップという言葉はこれからスクールでたくさん聞くと思うので覚えておきましょう!
あとは猫背にならないように背筋を伸ばして、手を前に構えます。
たまに手の位置が腰のあたりにあったり、脇が開いていたりする選手がいるので、手はキャッチの形で胸の前のあたりにかまえるように心がけましょう!
これがかまえの基本姿勢になります!
知らなかったことや、初めて聞いた言葉があった選手もいると思います。
特にドロップに関しては、最初は慣れない姿勢なので難しいかもしれませんが毎回の練習で意識し続ければ自然とできるようになるはずです!
ブログの最初にも言いましたが、かまえはキーパーの動きが始まる原点になります。
つまり、良いかまえをすれば良いセーブが出来ます。
意識しなくても当たり前にできるように、体に叩き込みましょう!
そして基本姿勢をしっかり学んだ上で、
キャッチングを行いました。
キャッチングでは主にアンダーハンドキャッチをやりました!
ポイントは基本姿勢、ドロップがしっかり出来た状態が作れているのは当たり前として、
・腰をしっかり落とすこと
・手を前に出すこと
・上半身を被せること
になります。
この3つのポイントができていないと、キャッチできるボールも弾いてしまいます。
特にスクールでは、手を真下に出して自分ですくいあげるようにキャッチしている選手が多く見られます。
それでもキャッチは出来ますが、速いシュートがきた時に対応が難しくなります。
そこで手を前に出すことが大切になってきます。
手を前に出すことでボールが自然と上がってきてくれるので、あとは上半身を被せながらキャッチするだけです!
今日はかまえの姿勢とキャッチングについておさらいをしましたが、普段の練習で意識しないとなかなか技術はついてきません。
スクールが始まる前のアップも同じです。
なんとなくやるのと、一つ一つ集中してやるのとでは大きな差があります。
みんなで高め合って日々の練習を濃くできるようにしていきましょう!!